この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
ご相談者様は、生活費の不足を補うため、当職にご相談をされた年の約14年前に、消費者金融にて借入を開始しました。その後、借入の返済を行うため、さらに借入を受けました。ご相談の時点で、ご相談者様が債務を負っていた消費者金融は6社。債務残高は約145万円でした。ご相談の年の1年前までは、会社員として月収(手取)約23万円を得ていましたが、その後、会社を退職しました。退職後、アルバイトによる収入を得ていましたが、しばらく後、アルバイトもやめ、無収入となり、借入の返済に行き詰まりました。
解決への流れ
ご相談者様は、「収入もないため、債務の返済ができないので、破産することも検討している。」と仰っていましたが、過払い金の金額を計算し、過払い金の返還を請求するよう助言しました。
ご相談者様は、利息制限法による制限を超過する利息を支払っていました。そこで、消費者金融に対し、取引履歴の開示を求め、過払い金の金額を計算し、過払い金の返還を求め、訴訟を提起しました。その結果、各社と和解し、過払い金の返還を受けることができました。