犯罪・刑事事件の解決事例
#不同意性交(強姦)・わいせつ

【強制わいせつ】刑事事件化前に早期解決した事案

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澤田 剛司 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人若井綜合法律事務所新橋オフィス
所在地東京都 港区

この事例の依頼主

30代 男性

相談前の状況

相談者(30代・男性)30代の男性が酔った勢いで飲食店の従業員にキスしてしまった事案です。具体的な相談内容は下記になります。※下記の相談内容は個人を特定されないことを条件に,相談者の許可を得て内容を編集し掲載をしております。接待でよく行く都内のキャバクラで何度か指名していた女性とアフターで良い雰囲気になりました。アフター先が、個室カラオケ店だったこともあり、次第に女性との距離も縮まったと勘違いした私は、同席していた同僚と同僚が指名している女性キャストが帰った後、二人きりになったのを良いことに、キスをして上半身を触ってしまいました。キスの際、嫌がる様子はなかったように見えたのですが、上半身を触った瞬間に泣き出してしまい、我に返った私は、平謝りをしたのですが、心配して先程まで一緒に飲んでいた女性キャストが個室に戻って来て激高され、警察を呼ばれてしまいました。その後、すぐに警察官が臨場し、事情聴取をされ、被害届を受理されてるところまでいってしまいました。家族や職場のことがあるため、このまま刑事事件化してしまうと、後々大変なことになるのではないかと考え、解決実績豊富な澤田先生に交渉を依頼して、相手との示談をまとめることを希望しました。

解決への流れ

友人からの紹介を受け、深夜に警察署から電話をしました。電話後、1時間ほどで警察署まで駆けつけてくれ、取り急ぎ身元引受人となっていただき、その後の相手の方への謝罪や警察対応等も全て行っていただきました。女性キャストの被害感情は強く、最初は「被害届は絶対に取り下げないので刑事事件化して会社にも家族にも知られれば良い」とのことでしたが、澤田先生の交渉によりなんとか最悪の事態は回避することが出来ました。早期に弁護士に交渉を依頼したことにより、迅速に示談をまとめることができました。なんとか事件化する前に早期解決することができましたが、酔った時のトラブルには気をつけようと思います。

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澤田 剛司 弁護士からのコメント

このような事件が発生した場合、自身で対応するのではなく、早期に弁護士へ示談交渉を依頼し、適切な解決を図ることが、一刻も早く普段と同じ生活に戻るための秘訣です。今回のケースは、強制わいせつ事件として警察に捜査されてしまった後ではなかなか示談交渉などが難しい事案でした。刑事事件化した後の弁護活動ももちろん承っていますが、事案の早期解決化といった観点や、ご依頼者様のリスクを最大限軽減するためには、事件化する前の示談交渉が肝となってきます。