この事例の依頼主
女性
相談前の状況
依頼者は、交通事故で肩に痛みが残ったものの、通院していた整形外科では原因が分かりませんでした。加害者側の保険会社は、「肩の痛みは事故と関係がない」として、治療を打ち切りました。
解決への流れ
当事務所が代理人となり、依頼者には肩の専門医を紹介して、診察・検査を受けてもらいました。その結果、従前の整形外科では見逃されていた「肩関節包に断裂が生じていること」が明らかになりました。また、「断裂が事故による外傷が原因と考えられる」とする医師の医学的意見を取得しました。結果として、後遺障害10級が認定され、加害者とも後遺障害を前提として示談で解決しました。
本件のように、通常の整形外科医では、症状の原因が分からないケースがあります。そこで、当事務所では専門医の紹介、弁護士による医師面談、医学的意見書の取得など、専門医との連携を積極的に行っています。このケースも専門医との連携が功を奏しました。