犯罪・刑事事件の解決事例
#養育費 . #離婚請求 . #モラハラ

希望に近い内容で、夫と離婚することができました

Lawyer Image
松本 政子 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人賢誠総合法律事務所
所在地京都府 京都市伏見区

この事例の依頼主

30代 女性

相談前の状況

私は、夫と結婚して10年になります。その間、2人の子供にも恵まれました。しかし、夫は若いころから短気な性格で、些細なことですぐに怒るのです。特に、最近はその傾向がひどくなり、頻繁に私の人格を否定するような発言を続けるようになりました。私は、次第に夫と一緒にいることが耐えられなくなり、夫に離婚を切り出しましたが、夫は離婚に応じてくれません。仕方なく私は小学生の子供2人を連れて家を飛び出しました。その後、自分で離婚調停を起こしましたが、結局まとまりませんでした。私は夫と離婚することはできないのでしょうか。また、離婚できた場合、夫に子供2人の養育費を支払ってもらうことは可能でしょうか。

解決への流れ

先生に相談をして、離婚訴訟を提起してもらいました。夫は、私が弁護士に訴訟を委任したことで、私の離婚の決意が固いことを理解してくれたようでした。最終的には、私が心配していた養育費についても、私の希望に近い金額で夫が支払うと言う約束をしてもらうことができ、無事に離婚が成立しました。離婚が成立して、私は精神的にとても落ち着きました。今は、月に1回のペースで夫と子供たちの交流も続いていますし、夫からも約束通り定期的に養育費が振り込まれています。

Lawyer Image
松本 政子 弁護士からのコメント

ご依頼者は、当初、離婚さえできればお金はもらえなくてもいいとおっしゃっていましたが、小学生のお子さんが2人いらっしゃったので、やはり養育費はきちんと決めた方がいいとアドバイスしました。既にご自分で調停を起こしていらっしゃったので、ご依頼後、すぐに離婚訴訟を提起しました。最終的には、裁判官からの和解勧告を受けて、ご依頼者の希望に近い形での離婚を成立させることができました。離婚訴訟では、ご自身の言い分や希望を的確に裁判官に伝えていく必要がありますし、場合によっては裁判所での尋問も実施されます。離婚訴訟をお考えの方は、一度ご相談されることをお勧めします。