ご依頼者さまは自転車で横断歩道を通行していた際、右折してきた自動車に追突されるという交通事故に遭いました。加害者側の保険会社から損害賠償金として519万円が提示されたものの、金額に納得できなかったので、弁護士法人プロテクトスタンス大宮事務所にご相談されました。ご依頼者さまが弁護士費用特約に加入していなかったため、本件を担当した弁護士は賠償金額を算出し、弁護士に依頼する金銭的なメリットの有無をシミュレーションしました。その結果、保険会社の提示額から大幅な増額を期待できることがわかり、ご依頼者さまは増額交渉を依頼されました。

ご依頼者さまは、治療後に脳挫傷痕が残ったほか、顔にも傷が残りました（外貌醜状）。これらの症状に対し、弁護士が後遺障害の申請手続きをサポートしたところ、併合により11級の認定を受けました。損害賠償金を巡っては、保険会社の提示額のうち、後遺障害の逸失利益や慰謝料などについて、弁護士が算出した金額よりも大幅に低額でした。保険会社の提示金額が低すぎると、弁護士が粘り強く主張した結果、960万円が支払われる内容で合意に成功し、400万円を超える増額を実現しました。