この事例の依頼主
女性
相談前の状況
兄弟が亡くなってから相続放棄の手続をせずに迷っておられ,間もなく相続放棄可能な期間が経過しようとしていた時点でのご相談でした。すぐに着手しないといけないということになり,ご依頼になりました。
解決への流れ
遠方の家庭裁判所が事件を管轄していたため,すぐに期間の伸長を行いました。家庭裁判所も,戸籍の収集には時間がかかることを承知しているため,期間を伸長する審判を出してもらうことができました。その後,無事に相続放棄の手続を進めることができました。
相続放棄の手続を行う際にお困りの方が多い事例としては,①遠方の家庭裁判所に手続をしなければならない,②戸籍を集めるのに時間がかかる,③平日は仕事があって役所を回ることができないなどがあります。それ以外にも,④相続放棄の期間が経過してしまいそうだ,というご相談もよくいただきます。相続放棄でお困りの際は,ぜひお気軽に弁護士にご相談いただければと思います。