この事例の依頼主
70代
相談前の状況
親御様が立て続けにお亡くなりなった方の相続でした。遺言はなく、相続人は兄弟姉妹の2人でした。生前の親御様の介護等をめぐって争いとなりました。相続人の2人で話し合いをすることができなくはない状況でしたが、精神的負担が大きいことや冷静に話し合いをしたいということで、ご依頼いただくことになりました。
解決への流れ
法的視点を取り入れながらも、依頼者の方のお気持ちを重視し、相手方の相続人の方と話し合いをしました。最終的には、お互いが譲歩をし、解決に至りました。解決に至るまでは約2年を要しました。ご依頼者の方は、相続の話が終わったことで先祖を供養することに集中できると安堵していらっしゃいました。
弁護士にご依頼いただけますと相続と直接関係ない部分も冷静に話し合うことができます。どうしても当事者同士ですと相続手続きとは直接は関係ない部分(しかし、お気持ちとしてはとても大事な点)に話が入ってしまい、なかなか話しが進まないことがよくありあます。お気持ちも十分に汲みながらも、一方で相続手続きの完了に向けて話し合いをしたことで無事に相続手続きを完了せることができました。