犯罪・刑事事件の解決事例
#財産分与 . #離婚請求 . #慰謝料 . #別居 . #不倫・浮気

株式や不動産など財産が多岐にわたるご夫婦の裁判離婚

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橋本 友紀子 弁護士が解決
所属事務所小原総合法律事務所
所在地静岡県 浜松市中央区

この事例の依頼主

60代 女性

相談前の状況

Aさんは、突然夫が出ていき、夫の弁護士から受任通知が届いたため、ご相談にいらっしゃいました。Aさんの夫は、10年ほど前に大病を患いました。Aさんは献身的に看病し、その甲斐あって現在では元気に現役で働いていました。しかし、突然、Aさんの夫は、「性格が合わない。日々が苦痛。離婚したほうがお互いのため」と言って、身の回りのものをまとめて家を出ていきました。夫が出て行って数日後、弁護士から離婚を求める内容の通知が届きました。Aさんは、驚いて相談にいらっしゃいました。

解決への流れ

Aさんには、突然の離婚要求について心当たりがないということでした。しかし、調べてみると、夫は浮気をしていたことがわかりました。Aさんの夫は、離婚を求めて裁判所に離婚調停を申し立てましたが、Aさんは離婚に応じず、離婚裁判になりました。離婚裁判では、①夫からの離婚の要求は認められるのか、②離婚する場合に財産の分け方と慰謝料をどうするのか、が主な争点となりました。Aさんは、夫の浮気を突き止めて証拠も持っていたため、夫は有責配偶者となりました。そのため、財産分与と慰謝料について、Aさんが話し合いを有利に進めることができ、結果としてAさんに大変有利な条件で和解離婚することができました。Aさん夫婦の財産は、株や不動産など多岐にわたっていた上、ほとんどを夫が管理していため、弁護士が財産について細かく調査し、その価値や位置づけについて主張し、交渉しました。

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橋本 友紀子 弁護士からのコメント

Aさんは、夫の浮気を突き止めたことで離婚の交渉を有利に進めることができました。弁護士が財産について細かく調査し、主張したことで、Aさんが夫から知らされていなかった財産も見つけることができ、財産分与もきちんともらうことができました。