犯罪・刑事事件の解決事例
#慰謝料 . #別居 . #財産分与 . #不倫・浮気

夫が自らの不貞行為を隠して離婚訴訟を提起したケースで、夫の不貞の立証を試みた結果、依頼者に有利な和解を実現できた。

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平石 典生 弁護士が解決
所属事務所平石法律事務所
所在地福島県 郡山市

この事例の依頼主

女性

相談前の状況

依頼者は、長期間別居していた夫(相手方)から離婚訴訟を起こされた。相手方は、離婚原因として、依頼者との性格の不一致による夫婦関係の破綻を主張した。これに対し、依頼者は、相手方の不貞行為が原因であると主張したが、相手方は不貞行為を否認した。

解決への流れ

相手方の不貞行為の根拠は匿名の第三者から依頼者への通報しかなかったが、不貞相手とされた女性が勤務先に届け出ている住所が相手方の住所と同一であること、依頼者方の駐車場に停めてある車両の所有者が当該女性の親族であること、相手方の前住所と当該女性の前住所が近いこと、相手方宅の近くで相手方と当該女性が一緒にいたことなどを主張・立証した結果、最終的には、依頼者が相手方から解決金や財産分与を受けることなどを条件に離婚に応じる和解が成立した。

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平石 典生 弁護士からのコメント

相手方の不貞行為の唯一の情報を頼りに、相手方及び不貞相手の身辺を丹念に調査して不貞行為を推認させる事実を次々と発見し、不貞行為を否認しきれない状況に相手方を追い詰めた結果、依頼者に有利な条件での離婚に応じさせることができました。