この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
私の両親は数十年前に離婚し、その後父親とは音信不通でしたが、その父親が亡くなったと遠い親戚から連絡がきました。その後、父親は生前に借金をしていたようで、私の元に銀行から督促状が届きました。
解決への流れ
父親には特に財産もなく、父親が無くなったことを知った時から三ヶ月以内であったため、すぐに父親の最後の住所を管轄する家庭裁判所に相続放棄の申立てを行いました。無事に受理され、父親の借金を背負うことなく解決しました。
いくら音信不通としても親子の縁は切れませんので、ご相談者は相続人として債務を負うことになります。相続放棄の手続きは、亡くなったことを知ってから三ヶ月以内に行なう必要がありますので、時間的余裕をもって行う必要があります。