この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
先物取引被害で,2000万円を超えるお金を失ってしまった事案でした。
解決への流れ
顧客とは反対の建玉をする向かい玉をしていた業者が,そのことを顧客に説明していなかったため,説明義務違反が認められ,高等裁判所で逆転勝訴しました。
60代 男性
先物取引被害で,2000万円を超えるお金を失ってしまった事案でした。
顧客とは反対の建玉をする向かい玉をしていた業者が,そのことを顧客に説明していなかったため,説明義務違反が認められ,高等裁判所で逆転勝訴しました。
先物取引被害は,巧妙に書面が整えられ,詐欺的な取引であることの立証に困難が伴うことが多いのですが,事案によっては,裁判所が明確に業者の違法性を指摘することがあります。この違法性は,表面上からはなかなか現れないことも多く,その手口を暴いていくのがこの分野を扱う弁護士の醍醐味ともいえるところです。