この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
家族が警察に逮捕され、警察官からは児童買春をしたと聞かされました。捕まった本人も、庫元先生に任せる意思があるということでしたので、庫元先生に刑事弁護をお願いしました。
解決への流れ
携帯電話の履歴から、もう1件捜査を受け、児童買春事件2件を検挙されました。児童買春は被害児童の未熟な判断能力につけこむ卑劣な犯罪であって、被害児童の健全な成長やそのご家族の養育環境に深い傷を残してしまったことを自覚し、2件とも、弁護士を通じてきちんとした謝罪と被害弁償をさせてもらったところ、不起訴として釈放され、前科もつきませんでした。
児童買春は、金銭対価等で18歳未満の児童と性的接触をすることで成立し、昨今ではツイッター等のSNSを通じて事件が発生してしまっています。被害児童の健全な成長を阻害するだけでなく、被害児童のご家族の養育環境やご心情も害する事件ですので、ご依頼者とその点をよく話し合い、謝罪に当たっては、被害児童だけでなく、そのご家族の方に対しても、傷つけてしまったことを具体的に謝罪し、被害者の方々に少しでもご納得いただける謝罪と被害弁償をさせていただきました。不起訴の判断は、その点が評価されたのだと思います。