こばやし ようじ

小林 洋二  弁護士

九州合同法律事務所

所在地:福岡県 福岡市東区馬出1-10-2 メディカルセンタービル九大病院前6階

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弁護士が契約済み

依頼者にとって最善の解決を実現するために、自分にいま何ができるのか。そのことをいつも考えています。

九州合同法律事務所
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医療過誤事件にかける想い

納得いただける解決に向けて

わたしが弁護士になったのは、ちょうど日本の医療界で、インフォームド・コンセントの重要性が語られ始めた頃でした。医師の役割は、患者が最善の選択をするようサポートすることだという考え方から、わたしは大きな影響を受けました。

医師の仕事と同じく、弁護士の仕事も、結果に責任を負えない仕事です。そうであればこそ、結果が出るまでの過程においてベストを尽くすことが求められます。

医療過誤事件にはいくつかの特徴がありますが、わたしの仕事としては、調査事件として受任することを原則としているという特殊性があります。つまり、最初から損害賠償請求事件として受任するのではなく、まず、責任追及の見込みがあるかどうかを調査した上で、その報告に基づいて、手続をその先に進めるかどうかをご相談するというやりかたです。
医療と同じく、わたしたちの仕事にもインフォームド・コンセントが重要です。できるだけ正確な情報を依頼者の方に提供し、依頼者ご自身で方針を決定していただきたいと考えています。

数多くの経験から得た仕事の支え

わたしは、これまでに約400件の医療過誤事件を受任してきました。判決、和解、示談など何らかの形で損害賠償を得て終了した事件の一方で、調査をしたけれども責任追及の見込みなしで終了した、請求はしてみたけれども裁判まではせずに諦めた、あるいは裁判までしたけれど勝てなかったという事件も相当数あります。
期待して依頼された方にはたいへん申し訳ないのですが、そういう場合があることをご理解いただいた上でなければ引き受けられないのが医療過誤事件でもあります。

でも、そうであればこそ、解決できたときの歓びもひとしおです。もちろん、涙を呑んで苦渋の選択という解決も少なくありません。しかし、いくつかの事件で、解決の歓びを依頼者とともにできた経験が、わたしたちの仕事の大きな支えになっています。

小林 洋二 弁護士の取り扱う分野

医療問題
解決事例あり
【医療過誤取り扱い実績:約400件】弁護士業務でもインフォームド・コンセントは重要です。できるだけ正確な情報を提供し、依頼者の方の的確な方針決定を支えます。
相談料
30分5,000円(税別)

人物紹介

人物紹介

自己紹介

 35年間、基本的には医療関係の仕事を中心にしてきました。弁護士1年目には国立阿久根療養所の移譲禁止の仮処分に関わりましたし、水俣病第3次訴訟では病像論を担当しました。薬害HIV事件、ハンセン病国賠訴訟といった医療のありかたを問う大型事件にも取り組みました。医療機関を解雇された看護師さんの労働事件の代理人をしたこともありますし、お医者さんの代理人として医療機器メーカー相手の裁判をしたこともあります。
 一番多いのはやはり医療過誤事件の患者側代理人で、現在、医療過誤事件以外の一般事件は、原則として受任していません。
 大型事件では、現在、九州HPV薬害訴訟弁護団代表をつとめています。また、ハンセン病問題弁護団としての活動も続いています。
 そのほか、患者の権利法をつくる会事務局長として、患者の権利の確立、医療基本法の制定を求める運動に取り組んでいます。こういった地味な活動にも、是非、注目していただければ幸いです。

趣味や好きなこと、個人サイトのURL

  • 趣味
    読書・美術鑑賞・囲碁・将棋
  • 個人 URL
    http://blog.livedoor.jp/kyushugodolo/
  • 好きな言葉
    個人の尊厳
  • 好きな本
    歴史関連の本が好きです
  • 好きな音楽
    1970年代のJポップ
  • 好きな休日の過ごし方
    Eテレで、日曜美術館→将棋→囲碁を観た後、読書しながらうとうとする休日が幸せです。

所属団体・役職

  • 1995年 6月
    九州・山口医療問題研究会福岡県弁護団事務局長(2010年まで)
  • 1998年 11月
    患者の権利法をつくる会事務局長(現職)
  • 2009年 4月
    福岡県弁護士会副会長(単年度)
  • 2016年 7月
    HPVワクチン薬害訴訟九州弁護団代表

所属弁護士会

  • 所属弁護士会
    福岡県弁護士会
  • 弁護士登録年
    1989年

学歴

  • 1987年 3月
    東京大学法学部卒業

活動履歴

活動履歴

著書・論文

  • 九州医事新報連載「医療と法律問題」
    2019年9月まで
    2013年 7月
  • 小説医療裁判ーある野球少年の熱中症事件
    ロースクール生、修習生、若手弁護士向け
    2011年 8月
  • 患者のための医療法律相談ーよりよい医療を実現するために
    患者側弁護士13名による共著です。
    2010年 9月
  • 開かれた扉ーハンセン病裁判を闘った人たち
    ハンセン病違憲国賠訴訟弁護団のメンバーによる共著です。
    2003年 5月

大久保 誠 弁護士の解決事例一覧

医療問題分野
6日間にわたって、腰痛、胸痛、腹痛、背部痛などを訴え続けた患者が病院で死亡、解剖によって大動脈解離の破裂が死因であることが判明した事案
医療問題分野
腹痛、嘔吐を訴えて夜間外来を受診、急性胃腸炎との診断で点滴を受けて帰宅した69歳の男性が、翌朝、吐瀉物誤嚥で死亡していた事案
医療問題分野
3年間、内視鏡検査を行わないまま胃潰瘍の薬を使い続け、Ⅳ期に至るまで胃癌が発見されなかった事案
医療問題
変更

【医療過誤取り扱い実績:約400件】弁護士業務でもインフォームド・コンセントは重要です。できるだけ正確な情報を提供し、依頼者の方の的確な方針決定を支えます。

Lawyer Detail 1

医療問題の詳細分野

このようなご相談にお応えします
医療過誤

医療過誤事件に注力しております

数多くの経験を活かしたサポート

医療過誤の患者側代理人を中心的な業務と位置付けて30年以上、約400件の医療過誤事件に取り組んできました。
ひとつの事件で学んだ医学的知識が他の事件にそのまま役立つことはほとんどありません。新しい事件を受けるたびに、いちから勉強することが必要です。
しかし、勉強するノウハウと、学んだことを裁判所に伝える技術は、経験によっていくらかずつは蓄積されているのではないかと思っています。

依頼者様にとって納得の解決を

医療でインフォームド・コンセントが重要であるように、弁護士業務でもインフォームド・コンセントが重要です。
可能な限り正確な情報を依頼者様にご提供、弁護士にできることは何なのかを丁寧に説明し、その上で今後の方針を依頼者様ご自身で選択いただく。
それが、依頼者様にとっての最善の解決を実現するためのプロセスだと考えています。

このようなお悩みを解決してきました

  • 安全な手術だと思って受けたのに、思いがけない結果になった。
  • 具合が悪くて救急外来を受診したのに、たいしたことはないと扱われて何もしてもらえず、帰宅した夜に容態が急変した。
  • 本来使ってはいけない薬を処方されて、重篤な副作用が発生した。
  • いきなりⅣ期のがんであると告げられたが、以前の検査で見逃されていたのではないか。

上記と同じようなお悩みはもちろん、それ以外の医療過誤に関する問題を幅広く受け付けております。
解決例については、九州合同法律事務所のブログ( http://blog.livedoor.jp/kyushugodolo/ )でも紹介しておりますので、ご参照いただければ幸いです。

安心できるサポート体制

相談日時も柔軟に対応します

ご予約当日のご相談や、土日祝日のご相談、夜間の時間帯のご相談にも可能なかぎり対応いたします。
ご都合に合わせて柔軟に対応いたしますので、まずはご希望の相談日時をお問い合わせください。

プライバシーに配慮した相談環境

当事務所は、完全個室にてご相談となっておりますので、周りの目を気にせずにリラックスしてご相談いただけます。

気になる費用について

医療は結果のみだけで法的責任を問うことはできません。患者側からみて、どれほどひどい結果に終わったケースであっても、損害賠償を請求できるかどうかは別問題です。この見通しを誤ると、依頼者の方に過大な費用を負担させることになってしまいます。

ですから、わたしたちは、医療過誤事件について最初から損害賠償請求を受任するのではなく、まず法的責任追及の可能性についての調査を受任することを原則にしています。
調査手数料は一律30万円(税別)です。
但し、交通費、コピー代、文献購入費、協力医への相談料等の実費は別途必要になります。調査開始時に、5万円を実費分としてお預かりさせていただいています。

医療問題
変更

医療問題の解決事例

医療過誤
依頼主 80代以上 女性
血糖降下剤服用中の高齢者が低血糖昏睡から遷延性意識障害となった事例
医療過誤
依頼主 男性
三歳児の急性虫垂炎の診断・治療が遅れ、汎発性腹膜炎で死亡した事例
医療過誤
依頼主 60代 男性
食道癌手術後、急性循環不全で死亡した事例
医療過誤
依頼主 60代 男性
不整脈に対するアブレーション中に心停止となり、低酸素脳症後遺症による四肢麻痺及び意識障害で寝たきりになってしまった事案
医療過誤
依頼主 30代 女性
HELLP症候群を発症した女性が産後に出血性ショックとなり多臓器不全で死亡した事案
医療過誤
依頼主 60代 男性
緑内障の既往のある患者に禁忌とされる硫酸アトロピンを投与し、急性緑内障発作をおこした事案
医療過誤
依頼主 60代 男性
無症候性の中等度左内頸動脈狭窄症に対してCEA(頸動脈内膜剥離術)を行ったところ、意識障害、右片麻痺の後遺症が残った事案
医療過誤
依頼主 60代 女性
くも膜下出血で死亡した65歳の女性につき、複数の医療機関及び検査機関の未破裂脳動脈瘤見逃しの責任が問題になった事案
医療過誤
依頼主 10代 男性
熱中症で救急搬送された患者に対するクーリングが不十分で、DIC、多臓器不全となって死亡した事案
医療過誤
依頼主 10代 男性
小学4年生の男の子の転倒による硬膜外血腫に対し、経過観察を続けているうちに脳ヘルニアをきたし、植物状態になってしまった事案
医療過誤
依頼主 20代 女性
急性白血病で一般の病院に入院した25歳の女性が、入院3日目に脳出血で死亡した事案
医療過誤
依頼主 30代 女性
37歳の女性が、美容形成外科クリニックで脂肪吸引術+バスト自家脂肪注入術を受けている途中に、けいれん、高熱を発して意識を失い、搬送された総合病院で死亡した事案。
医療過誤
依頼主 30代 男性
6日間にわたって、腰痛、胸痛、腹痛、背部痛などを訴え続けた患者が病院で死亡、解剖によって大動脈解離の破裂が死因であることが判明した事案
医療過誤
依頼主 70代 女性
3年間、内視鏡検査を行わないまま胃潰瘍の薬を使い続け、Ⅳ期に至るまで胃癌が発見されなかった事案
医療過誤
依頼主 40代 女性
下肢静脈瘤治療のためのストリッピング術で、静脈と間違って動脈を抜去してしまい、重大な後遺症を残した事案
医療過誤
依頼主 女性
アプガースコア5点(心拍2点、筋緊張1点、反射1点、皮膚色1点)で生まれた新生児に対する蘇生の不手際で、脳性麻痺の後遺症を残した事案
医療過誤
依頼主 50代 女性
穿孔性中耳炎に対してリンデロンA点耳薬を処方され、36日間連用した結果、高度感音性難聴となった事案
医療過誤
依頼主 70代 男性
病理診断の結果を主治医が見落とし、食道癌の発見が遅れた事案
医療過誤
依頼主 70代 男性
胸部大動脈瘤の人工血管置換術後、対麻痺を発症し、寝たきりになってしまった事案
医療過誤
依頼主 60代 男性
腹痛、嘔吐を訴えて夜間外来を受診、急性胃腸炎との診断で点滴を受けて帰宅した69歳の男性が、翌朝、吐瀉物誤嚥で死亡していた事案
医療問題
変更

医療問題の料金

相談料
30分5,000円(税別)
着手金
医療事故調査手数料は一律30万円(消費税別) 損害賠償事件の着手金の基準は経済的利益のパーセンテージで算定します(消費税別)。 300万円以下の部分について:8% 300万円を超えて3000万円以下の部分について:5% 3000万円を超えて3億円以下の部分について:3%
報酬金
医療過誤事件については経済的利益の15%(消費税別)
個別料金につきましては直接弁護士にご確認いただくことをお勧めします

依頼者からの感謝の声

2023年1月に解決
依頼から解決までのケース
医療問題
50代男性
両親の他界はいつか来るものですが、3年前の地獄に落とされたような日から、ようやく日晴れの日を迎えた気持ちがします。本当に長く辛い日々でした。根治と言われたまま覚悟も出来ないうちに急逝した父、「あまり信用するな、騙されるぞ。」、「裁判する。」の言葉が忘れられません。今日という日を迎えるまで、色々な事がありました。最初に依頼した弁護士の途中離脱、ノイローゼ気味になった家族(怒りの向き場がなく、身内の足を引っ張るようで、私も気が持たない辛さがありました)。しかし、家族も平静を取り戻しつつあります。これもひとえに小林先生、安倍先生の親身なご対応があったればこそと思います。私どもが気付かなかったカルテの中の医療ミスになるポイントをしっかりと探して頂き、ぼやけていた全体像が明確になってきました。相手側との話し合いでもしっかりと発言された姿は本当に頼もしい味方として映りました。3年間という長い期間でしたが、相手方の医療過誤が容認され一区切りがつき、父の墓前にも良い報告が出来ました。悲しみは簡単には消えませんが、慣れが出てくるまで父の教えを守って、真っ直ぐに人生を進んで行こうと思います。長い間、相談、お力添えを頂き、本当に感謝しております。先生方のお陰で解決し、父の供養となりました。
相談した出来事
直腸癌を患った父が、最初はStage Ⅱ~Ⅲで根治手術し、2~3週間で退院と言われながらも、1回目の手術は事前処置不良で中断、2回目の手術は癌は全て取れたとしながらも、術後20日で詳しい説明もなく死亡。死亡後の説明要求にて、出血量3550mlあったこと、腹膜炎を起こしていたことが判明。結果、2回目の手術は行うべきではなかったことが焦点とはなったが、Stage判断ミス、事前説明義務違反で謝罪する決着となった。
2019年5月に解決
依頼から解決までのケース
遺産相続
40代女性
主人が急逝した。経営していた事業を拡大したばかりで大きな負債があった。まだ子供は3歳で思うように行動できない。経営者親族、業務をサポートしてくれていた方、そして従業員と今後の会議を始めた時に小林先生が法律相談として参加してくださった。先生は会議が始まった後で遅れて参加されたが、ほんの10分程で状況を把され親族を守る為の話を進めてくださった。事前にたいした話をする事もできない突発的な状況だったのに先生の対応には心底驚かされた。負債の額、そして多数の取引先を考慮し相続放棄の依頼を受けてくださった。支払った弁護士相談料から考えると見合わない大変な業務だったと思う。今の私がするべき事、やってはならない事を分かりやすく丁寧に常に説明してくださった。そして分からない事があればいつでも連絡してきて良いと優しく伝えてくださいました。暗中模索な中、お電話での先生の優しい声を聞くと不思議と安心感を持つ事ができ心が救われました。感謝してもしきれない。相談放棄の書類は本来は依頼者が裁判所へ提出に足を運ぶ事のよう。まだ幼稚園にも入っていなかった娘を連れて裁判所へ行く事は大変だろうからと先生が持参してくださった。私の放棄の手続きが済んだ後、親族すべての放棄手続きが終わった後に確認事項等で連絡を差し上げる事があったが先生も事務所のスタッフの方も丁寧に対応してくださいました。あまりに人生が激動した事で二年前だが記憶が曖昧な部分が多い中、先生への感謝はこれからも忘れる事はない。
相談した出来事
経営者だった主人が急逝し、相続放棄の手続きを依頼

所属事務所情報

福岡県 福岡市東区馬出1-10-2 メディカルセンタービル九大病院前6階
最寄駅
福岡市営地下鉄馬出九大病院前駅から徒歩2分、JR吉塚駅から徒歩5分
対応地域
中国山口九州・沖縄福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄
事務所HP
http://kyushugodo.jp
交通アクセス
駐車場近く
設備
完全個室で相談バリアフリー
九州合同法律事務所へ問い合わせ
受付時間
平日 09:00 - 17:30
定休日
土、日、祝
交通アクセス
駐車場近く
設備
完全個室で相談 バリアフリー